草津温泉の特徴

草津温泉の泉質・効能・正しい入浴法

草津温泉の泉質

酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉(硫化水素型)(酸性低張性高温泉)

※湯畑源泉

草津温泉の効能

一般的には、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節の強張り、打ち身、挫き、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復、疲労回復、健康増進、慢性皮膚病、動脈硬化症、切り傷、火傷、虚弱児童、慢性婦人病などといわれています。


草津温泉の特記事項

草津温泉は豊富な湯量が有名です。自然湧出量は日本一で、毎分32,300リットルです。

驚くべきは、日本有数の酸性度で、pH値はナント2.1(湯畑源泉)です。

植物を含めて、生物に適した環境ではなく、もちろん、雑菌などの消毒作用は抜群です。

最近のホテルや旅館は、お風呂のお湯が溢れ出ないしくみになっているので、見た目にはとってもいいのですが、でも逆に言えば、それは温泉を循環・加熱して利用している場合が多いんです。

草津温泉の主要な浴場では、わざと、浴槽から溢れ出すようになっています。

このことからも草津の湯量の豊富さがわかりますね。

湯船から溢れ出る高温の温泉は、旅行記者や専門家にも高い評価を得ています。

草津温泉の正しい入浴法

これは常識的なことですが、美味しいお酒も、過ぎれば毒です。まして酩酊状態での入浴は自殺行為です。

草津温泉は高温で、湯畑を見てもわかるように、冷気にさらしたりして、温度を下げて浴用に利用しています。

急激な温度変化は体に負担をかけてしまうので、かぶり湯などした上で足元からゆっくりなじませて入浴してください。

これは、どこの温泉でも言えることなのですが、1日の入浴回数は3回ぐらいを限度としていただくのが無難です。

草津温泉は硫黄がたくさん含まれています。

入浴後に真湯などを浴びる人も多いのですが、残り香がいやではなかったら、浴びない方が入浴の効果が高く、維持されます。

ただ、下着などの衣類が変色したり、変質したりすることもあるので、浴衣などを着ているときに、試してみてください。

草津温泉になじみの深い人はご存知の通り、湯量豊富な草津温泉は100%天然温泉です。

町営の温泉施設をはじめ旅館の内湯でも、”源泉の湯”を心ゆくまで堪能できます。

草津温泉には主に6つの源泉があります。

中でも有名なのが、温泉街の中央にある源泉・湯畑。

ここは散策の起点にもなっており、観光で訪れた人は必ず足を運びます。

冬にはもうもうと白い湯けむりとイオウの香りが漂い、これによって草津温泉に来たことを実感する人も多いです。

湯畑では、湧き出た湯をまずは7本の木樋に通します。

これにより高温の湯は、外気によってほどよく冷やされる仕組みです。

その後、湯畑の端にある湯滝を流れ落ちると、いよいよパイプを通じて共同浴場「千代の湯」や旅館の内湯へと運ばれます。

この方法で入浴客は水で薄めることなくピュアな温泉を楽しむことができます。

現在、草津一の湯量を誇るのは、温泉街からちょっと離れた高台にある源泉・万代(ばんだい)です。

冬は、西の空に白い湯けむりを上げています。

万代の湯は、「西の河原大露天風呂」や「ベルツ温泉センター」をはじめ多くの旅館の内湯に引かれています。

万代よりぐっと下にあるのが源泉・西の河原です。

この一帯は公園として整備されており、園内のいたる所からお湯が涌き出しているので、ぜひ散策をしておきたいですね。

源泉・煮川(にかわ)の湯だけは旅館に引かれていませんが、町営浴場「大滝乃湯」で入ることができます。

あまりにごりがなく透明なお湯です。

大滝乃湯の地下にある「あわせ湯」には湯温の異なる5つの浴槽が設けられています。

歴史が古いのは、湯畑の隣で湧出している源泉・白旗です。

その昔、源頼朝が発見して入浴したという言い伝えのあるいで湯で、明治時代に「御座の湯」を改め、源氏の白旗にちなんで「白旗の湯」と名付けられました。

湯畑前にはこの湯を引いている共同浴場「白旗の湯」があります。

湯畑源泉のように湯の花がよく見えるのが源泉・地蔵です。

地蔵堂の脇から涌き出ており、小さな「地蔵湯畑」もあります。

古くから眼病に効くと言われており、すぐ隣にある共同浴場「地蔵の湯」で入浴できます。


ちなみに、万代以外はすべて江戸時代からずっと自然湧出を続けている源泉です。

いずれも温泉成分にはほとんど変わりはありませんが、好みや相性があるはずです。

ぜひ、自分にあったお湯をみつけて、時には、その長い歴史に思いをはせて入浴を楽しんでみてはいかがですか。


●時間湯:江戸時代から受継がれた、強酸性の高温泉入浴法による体質改善

@湯もみ 2〜30分

A手桶により頭に3〜40杯の湯をかぶる。

B湯長の号令で一斉に入湯。 3分間

C同じく号令で一斉にでる。

これを1日4回繰り返します。

この入浴法は、単純なようにみえますが、きちんとベルツ博士による医学的な意味の裏付けもされているます。

“時間湯”は、全国でただ一人の、修行と体験を積んだ「湯長」による“完全指導”により行なわれます。


@は、泉質を下げないために水を加えずに、お湯の温度を下げるためのものなのですが、これは、準備運動としての効果もありす。


Aは、高温のお湯に入るため、急激な血圧上昇に備えたり、貧血をおこさないように、体を熱さにならしておくのに適切だという評判です。

Bは、熱いお湯に入っているとちょっとでも波が立つだけで、すっごく痛いんですよね。

大人数で入ると、波もおきやすくなるのですが、逆にまわりの方へ迷惑をかけちゃいけないって、不思議と我慢できちゃうものなんです。

こうして、湯ただれを起こすぐらい、肌に刺激を与えて自浄作用を促進させるわけです。

一見、逆療法のように思えますが、ちゃんと理にかなった有効な温泉療法として、評価を得ています。

草津温泉観光スポット

「湯畑」

温泉街の中心に位置する湯畑は、草津温泉のシンボルです。瓦を敷きつめた歩道、石柵、白根山をかたどった「白根山ベンチ」など湯上がりの散策が楽しめる公園となっています。また「湯けむり亭」では、温泉が引き込まれた湯だまりに手や足を入れて温泉を肌で感じることができます。


「西の河原公園」

園内のいたる所から源泉が湧き出し、湯川となって流れる西の河原公園。温泉の作り出した奇勝、ごつごつとした溶岩の岩場に流れ出した温泉がさまざまな池を作り、荒涼とした光景を見ることができます。現在は公園として美しく整備され、散策のポイントとして人気があります。公園の最奥には露天風呂があります。

「熱の湯」

明治時代から共同浴場だったが、昭和43年、観光施設に転身しました。草津名物の湯もみが草津節や草津ゆもみ唄とともにショーとして楽しめます。湯もみは観客の飛び入り歓迎!湯もみ体験者には記念品と湯もみの免状が贈られます。

「白根山湯釜」

直径300m、水深30mのほぼ円形の火口湖です。エメラルドグリーンの湖水は草津観光のハイライトスポットでもあります。またPH1.2は世界一の酸性湖です。

「環境体験アミューズメント」

草津町の一角には酸性河川の中和を行う施設があります。

それがこの「環境体験アミューズメント」。

ここでは中和の事、草津町、六合村の自然や歴史が各小屋に展示してあります。

その中には温泉の泉質を生かして石のオブジェが作成できる「百年石」作り体験はオススメです。

2006.12.09.00:37 | Permalink | Track Backs (0) |

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